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とりあえず、自分の仕事を貼る。順不同。
Sun Nov 1

大袈裟かもしれないけど…僕は漫画があったから生きてこれた 

——なるほど。小・中学校とブレがないですね。ちなみに花沢さん自身は、どんな学校生活を送ってきたんです?

花沢 うーん、〝空気みたいな存在〟ですかね。クラスの中でも一番下の階層ですよ。例えば文化祭とかで、クラスの出し物で縁日をやるからって、どうでもいい水風船ヨーヨーを膨らます係とかやらされてて。でも、意外とそこに女のコのお客が来て「あ、うれしい…」って思ってたら、ヤンキーっぽいクラスメイトに「俺がやるから変われ!」って言われて落ち込みつつ、フラフラ歩いてたりしてましたね。

——(ゴクリ)トラウマの多そうな学生生活ですね…。

花沢 いやー、トラウマが日常の中に有りすぎて辛いから、自分でイヤな記憶を消しているのか…あんまり記憶が無いんですよね…。最近、なんか特に。

——(再びゴクリ)そういうトラウマの中で、『奇面組』や『ゴリラーマン』の世界に憧れてたりしたんですか。

花沢 『ゴリラーマン』はちょっと思ってましたね。「末端でもいいから、主人公たちのいる〝藤本軍団〟の中にいれたらな」っていうのは、あったかもしれないです。でも、中学校から高校時代は、漫画の中に憧れるよりも自分で漫画の設定を考えてましたね。

——おぉ! それじゃあ漫画はそのころから描いてたんですね!

花沢 いや、キャラクターのイラストを描いて、ストーリーや設定を文字で書くというのをやってました。学校では恥ずかしかったし、不良に見つかったら恐いので家でひっそりと。当時描いていたのはファンタジーものですね。女のコの裸体を合法的(?)に描けるんで妖精ばっかり描いてました。…そう考えると、やっぱりちょっと危なかったですね(苦笑)。

——いやー、想像以上に〝リアル花沢作品〟な鬱屈した青春時代です!

(中略)

——今の内容からは想像つかないだけに楽しみ! では、最後に花沢さんが漫画で目指すところってどこです?

花沢 う〜ん、そうですねぇ。僕は、小学校、中学校のときから漫画が好きで、同じ漫画を繰り返してずーっと読むようなガキだったんですよね。それは本当に自分の〝支え〟になってるんですよ。人によっては、それが音楽とか映画だったりするんでしょうけども、僕は漫画だった。漫画があったから、生きてこれた…っていうのは大袈裟かもしれないけど、少なくても生き方を教わったのは漫画だったんですよね。だから、自分の漫画を読んで「この漫画に教わった」と思ってくれるようなものを描いていきたいです。

——すばらしいですね。でもすでに、「俺のバイブルは、花沢作品だ!」って言っている読者はいると思いますよ。

花沢 そうなったら最高ですよね。

漫’sプレイボーイ(集英社)2009年10月15日発売 『アイアムアヒーロー』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』花沢健吾インタビュー