S634

とりあえず、自分の仕事を貼る。順不同。
Fri Oct 2

スターのオーラとは、神様から指をさされているような、目に見えない華やかさのようなもの。

——ちなみに「この子にはスター性がある!」と思ったのはどなたですか?

秋元 やっぱり、前田には不思議な魅力がありました。あと、松井珠理奈は10年に一度の逸材だと思います。アイドルになるためにために生まれてきたようなメンバーは渡辺麻友でしょう。

——おぉ〜〜、たしかに! でも、その「スター性」とか「アイドル性」って、具体的に言うと、どういうものなんですかね?

秋元 それが説明できないんですよ。それができないから、僕らも悩み、メンバーも悩むんです。「自分に何がかけているのだろうか?」それがわからない。でも、そういったオーラというものは、神様から指をさされているような、目に見えない華やかさみたいなもんですからね。でも、劇場のステージに経って、ファンのみなさんの視線や声援で開花するコもいます。

——う〜ん。やっぱりスター性をもった子っていうのは、運も味方につけたりするんですか?

秋元 そう。偶然が支配しているというかね。珠理奈もSKE48のオーディションのとき、50人の最終面接で49番目だったんですよ。その時点で、「大体、SKE48は、ここらへんのメンバーでいきましょう」と固まってたんです。で、「49番の人」って呼んだら、歌唱課題のためのカラオケの調子が悪くて、50番目の子が先に面接をやったんです。なので、最後に登場したのが珠理奈だったんですよ。スターには“番狂わせ”があるんです。

——そんな松井さんを見て、思わずAKB48本隊の選抜に入れてしまったと。

秋元 本来なら、AKB48とSKE48は別のものですけどね。そのことを忘れるくらいに「珠理奈をセンターに持って来て、前田とツートップで行こう!」と思いましたね。相当の衝撃でした。あと、渡辺麻友も、たしかチームKのオーデションで落ちてるんですよ。そのときは、ちょうど歯の矯正をしていたんです。でも、歯を治して、チームBのときに入った、というのも運命だと思うんですよね。

AKB48プロデューサー秋元康〝選抜〟を語る 【AKB48総選挙 水着サプライズ発表:2009年8.20発売(集英社)】